製造蔵リスト

糀屋としてのモデルとして地域貢献

明治時代に糀店として創業された幸田こうじ店は、3代目から味噌屋に転向。保健所の許可をいち早く取り、糀屋のモデルとして、他の糀店が設備の見学に来られるなど、地域に貢献されてきました。店名の「幸田こうじ店」の由来は、当時は糀という字の登録がなく、店舗の登録の際にひらがなで「こうじ店」と登録された為、現在の「幸田こうじ店」となりました。

糀は可愛がらないと化けてしまう

幸田こうじ店の糀は、県内産の米を使用して作られます。くず米を使うところもありますが、幸田こうじ店の糀はそのまま食べることの出来るお米を使っています。そして室にて杉のへぎを使って作られます。 杉のへぎは木自体が呼吸していますので、とてもいい糀が出来上がります。
糀は温度管理が大切で、少しでも手を抜いてしまうとダメになってしまうので、この製法はなかなか手間も時間も取られますが、昔からの製法を守ることで、変わらないおいしさを維持しています。

鉄釜と薪で煮た大豆でまろやかに

また幸田こうじ店では大豆も県内産にこだわります。大豆は蒸すのではなく、愛知県の鋳物屋から造ってもらった鉄釜で煮ています。この釜は約40年前から幸田こうじ店で活躍しています。 鉄釜と薪で柔らかくなったお湯で煮た大豆は、とても柔らかな味になります。 ガスバーナーなどで煮れば作業も軽くなりますが、手間暇かけてもこの製法を守り抜いています。

所在地 燕市吉田鴻巣1472-1
TEL 0256-93-3000
FAX 0256-93-3000
代表者 幸田良三
営業時間 午前9時~午後7時
定休日 不定休
自社WEBサイト なし
販売商品 糀、味噌
店舗での商品購入 可能
蔵見学 不可
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