創業は約100前年頃、佃煮から始まった
会社設立は昭和30年。創業は約100年前頃になるそうです。現在は4代目。西町の田村家から分家し、小魚やどじょう、イナゴの佃煮などを売っていました。2代目ではもやしも売りながら、味噌や漬物を独学で勉強して始められたそうです。
舌の肥えた東京人を魅了する味
もう15年ほど前の話。水原の市に出しているときに、市場でテレビ局の取材がありました。その際に東京から来た地方テレビ局のディレクターの方が漬け物をご購入され、大変お気に召されたそうで、今でも東京のご家族に送られているとのこと。また、それがきっかけで、毎年のようにテレビ取材を受けていらっしゃるそうです。嬉しそうに3代目のお母さんは語ります。「東京の方は新潟の味噌はしょっぱいと言われるのではないかと思っていましたが、うちの味噌や漬物はしょっぱくないと好いて頂いております。」
県外には出さず、地場の味を守る
全国に売ろうとすると、全国に合わせなくてはならない。地元に愛される味を守るため、新潟のみでの販売を行っております。その姿勢がかえって遠方の方を呼び寄せ、味に惚れ込んだ県外の方が、買いに来られることも多いそうです。
南蛮巻きは、田村定吉商店の一番の売り。
南蛮は契約農家に作ってもらい、手作業できゅうりと南蛮を入れてまた大葉で巻きます。他ではほぼ売っていないとのこと。また南蛮はスーパーなどで売っているものとは違い、3代目が選ぶ苗で育てた南蛮は一層辛く、田村定吉商店の一番のおすすめです。
四代目の息子さんは語ります。「田村定吉商店は、国内原料を使用した物や、無添加味噌、梅干しや味噌漬けを昔ながらの製法で製造・販売をおこなっております。香り豊かで濃厚な風味と味わいを持つたむらの味噌と味噌漬けを、是非一度ご賞味ください。」
| 所在地 | 新潟県新潟市江南区旭1-2-27 |
|---|---|
| TEL | 025-382-5454 |
| FAX | 025-382-3064 |
| 代表者 | 高橋 昇 |
| 営業時間 | 午前10時～午後6時 |
| 定休日 | 日曜日・祝日 |
| 自社WEBサイト | http://www.tsukemono-tamura.com/ |
| 販売商品 | 味噌漬け、味噌、漬物 |
| 店舗での商品購入 | 可能 |
| 蔵見学 | 不可 |
