”酒は生きている”― 越の華酒造は、「酒にこころあり」を社是に、明治3年より新潟の歴史と風土の中に深く関わりを持ちながら、
個性豊かな吟醸酒づくりを目指す歴史ある酒蔵。
「人生の『温故知新』に彩を添える役割を担いたいものと日々新たに精進しております。」と、穏やかな表情で語る小野寺社長。
越の華酒造では”究極の酒””特徴のある地酒””素直に美味しい”を求め、お米は酒米最高峰の兵庫県産「山田錦」、
新潟県が全国に誇る酒造好適米「五百万石」、幻の酒米と言われる山形県産「亀の尾」、
山田錦と亀の尾の特性を持つ青森県産「華吹雪」を使用。
小野寺社長「日本酒本来の「香りと旨味」を味わって頂けるよう手間暇を惜しむことなく吟醸酒を中心に醸造しております。」
明治44年、第一回全国清酒品評会(現、全国新酒鑑評会)「金賞」受賞以来、先人達から引き継いだ独自の技法をもとに
品質第一として、常に究極の酒を探求し、長年習得した製造技術をもとに個性豊かな味わいを求めて、日本酒の伝統文化の継承に邁進されている。
新潟淡麗辛口の酒質の中、独自の自家培養酵母の開発に3年、試醸に6年、安定化させる為に3年、12年の歳月をかけて造り上げた
大吟醸用酵母を全商品に使用。
小野寺社長「特徴は、淡麗辛口をベースに香りと膨らみ、柔らかさ、後味のキレの良さが付加価値をしてあります。」
「良い商品を作る為に最も力を入れているところはどんなところですか?」と尋ねたところ、
小野寺社長「一麹・二酛・三造りとして良酒を醸し出す条件がありますが、一番の良い麹を作る為、和釜にこだわり外硬内軟の蒸米を造っています。
この蒸米を造ることにより、突きハゼ麹が出来、豊かな香りを、柔らかなふくらみを生み出すことが出来ます。」
※突きハゼ麹
米の表面全体に麹菌が繁殖したものを「総ハゼ」といい、更に米の内部まで麹菌が侵入したものを「突きハゼ」と呼ぶ。
最後に、越の華酒造ならではのこだわりをお聞きしました。
小野寺社長「できる限り酒本来の旨味・香りを楽しんで頂くべく、こだわりをもった酒造りを目指しております。
そして、ご愛飲下さる皆様の人生の中で、越の華の吟醸酒が小さな掛け橋となって、何時もお役に立ちたいと願っております。」
所在地 | 新潟市中央区沼垂西3丁目8番6号 |
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TEL | 025-241-2277 |
FAX | 025-241-2278 |
代表者 | 小野寺 聡 |
営業時間 | 午前8時~午後4時30分 |
定休日 | 土・日・祝日 |
自社WEBサイト | http://www.koshinohana.com/ |
販売商品 | 越の華・越乃幻の酒・微笑楽・カワセミの旅 |
店舗での商品購入 | 可能 |
蔵見学 | 不可 |