明治32年「佐潟」に創業 明治32年(1899年)9月8日高野家9代目高松によって高野酒造さんは誕生しました。その蔵は新潟市の西部に位置し、近くには佐渡・弥彦・米山国定公園に指定された区域があり、1996年3月、日本で10番目に水鳥の生息地として国際的な重要な湿地であると認知されラサール条約に登録された湿地、砂丘湖「佐潟」があります。
新潟県は、全国的にも知れた豪雪地であり、冬の厳寒期を選ぶ酒造りには大変適した環境にあります。米どころとしても名高く、主に原料米として使用している酒造好適米「五百万石」は新潟県産米にこだわり、日本酒に欠かせない仕込み水も、雪解けによるミネラル豊富な軟水で仕込むことで、醗酵を低温で穏やかに進めることができ、口当たりの柔らかいまろやかな酒になります。その様なソフトでで軽い喉ごしは、女性や若年層からも人気が高いとか。
現在若干39歳の杜氏を中心に「高品質の酒造りと消費者に愛される酒造り」を基本方針に掲げ、蔵人全員が一丸となって、まごごろを込めて良酒造りをされています。杜氏「日本酒は人生を豊かに、楽しくしてくれるものと信じております。私自身がそうです。そして酒造りに携わる身になって「人の和」と言うものがとても重要だと気付かされました。
杜氏一人だけでは日本酒を造ることはできません。「良い酒を造りたい」「お客様に喜んでほしい」そんな蔵人、一人一人の情熱や想いによって高野酒造さんの酒は醸されています。その情熱の結晶である日本酒が皆様の人生をより豊かに、より楽しくするものである事を祈ってこれからも精進して参ります。」
高野酒造さんは二十四節季の一つ、初秋、爽涼の風邪が吹き始め、霧が降り始める季とされる「白露」の日に誕生して以来、過去の良き伝統を重んじながら、現在の嗜好に合う新たなお酒、若い人にも楽しんでもらえるお酒造りに挑戦しています。そんな高野酒造さんのお酒を一度飲んでみたいものです。
所在地 | 新潟県新潟市西区木山24-1 |
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TEL | 025-239-2046 |
FAX | 025-239-3433 |
代表者 | 高野 英之 |
営業時間 | 午前8時~午後5時20分 |
定休日 | 土、日、祝祭日 |
自社WEBサイト | http://www.takano-shuzo.co.jp/ |
販売商品 | お酒、焼酎、リキュール |
店舗での商品購入 | 可 |
蔵見学 | 10:00~16:00 要予約(10~4月は蔵見学お休み) |