麹(糀)

2017.11.01

塩麹や甘酒の作り方

塩麹の作り方

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塩麹の作り方は、とても簡単です。最初は、少量で、お試ししましょう。まず、材料として、ほぐしてある便利な乾燥麹と、米こうじを用意します。

200gで作る場合、出来上がり量は約700gになります。食塩95g、水約400ccを用意し、米こうじ200gもしくは米生麹を塩と混ぜ全体に馴染ませていきます。

塩入り米麹使用の場合、塩は入れません。次に、タッパーの容器に入れ、箸などでまぜながら、水をこうじがかくれるくらいに加えていきます。

そして、ラップなどで軽くふたをします。後は半日くらいすると、こうじが水分を吸っていくので、その際、ヒタヒタになるぐらい水を足していきます。そして全体をしっかりかき混ぜます。

水を足すのはこの時までで、フタをして1日1回は上下にムラのないように混ぜていきます。塩麹は、冬季に作る場合は、暖かい部屋で1週間~10日位で発酵します。夏季は5日程度で発酵します。

発酵が進みにつれ、塩の味がまろやかになり、水の色がべっこう色になれば完成です。塩麹は、麹の酵素力により、素材の旨さがアップするのでおすすめです。旨み成分のアミノ酸が、硬いお肉もやわらかくしてくれます。

甘酒の作り方

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甘酒の作り方は、基本的に簡単です。お粥に米麹を混ぜて保温するだけだからです。材料として、米1合と米麹200g程度を用意します。

道具は、かき混ぜるものと炊飯器があればよいでしょう。まずお粥を作るのですが、その際、塩は入れません。次に麹を混ぜます。コツは、お粥を60度ぐらいに冷ました時点で米麹を混ぜることです。

温度が高すぎると酵素が破壊され、甘くならないので注意しないといけません。保温時間は、蓋をしてから6時間程度待つのですが、途中で一度混ぜます。

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温度設定が出来ない炊飯器の場合、温度が高くなりすぎるので保温は切ったままにしておきましょう。このように炊飯器を使えば、誰でも本物の甘酒が作れます。

甘酒はアルコール分が含まれていないので、お酒が苦手な人や子供でも飲むことができます。砂糖を使わないのに甘味がとてもあります。

見た目が少し黄色くなって甘くなったら完成で、ショウガなどを加えるとさらに美味しくなります。麹と米があれば、本格的な甘酒を作ることができるのでおすすめです。

甘酒を飲むときは、必要なだけ小鍋にとりわけ、好みの固さに薄めて温めましょう。

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