製造蔵リスト

みんな笑って顔を寄せ合え、誰もが集う場所

豊栄福祉交流センタークローバーは、平成17年4月に開設し、利用者のご家族、ボランティアの方々、地域の皆様のお力で少しずつ根付いてきました。知的・身体・精神の障害をもっている人と、障害をもたない人の四者が通い活動し、生産するところ。 『人々の活発な交流が生まれるところ』を意味します。

なぜ納豆作りを?

一番は「施設での納豆づくりは珍しい」、というところからが始まりです。もともと地域で納豆作りに詳しい方がいらっしゃり、一から教えてもらいながら始めました。通常、障害者施設ではパンやクッキーなどを作ることが主流ですが、納豆は競争相手がいない、また、上記のように教えて下さる方がいたなど、作れる環境があったというところで決めました。

クローバー納豆は健常者だけでは作れない

始めは担当者の阿部さんも、まったく知らなかった納豆の作り方。施設の方たちと一丸となって取り組まれたそうです。また健常者と比べて意欲が高い障害者の方々は、一度覚えたことは本当に正確にこなしていかれます。「私だったら『ちょっとサボっても…』なんてところも絶対に曲げず、正確に仕事をされるんです。豆の選別も目がちかちかして一時間持たないところを、彼らは黙々と正確にこなされるんです。」 作り始めた当初は大豆を作るところから始めていましたが、なかなか難しいので、地場産の大豆を限定に使うようにしました。大豆はすべて手作業で分けていますが、色が違う、形が変形しているなどは分かりやすいのですが、皮が割れている、大きさが多少違うなどは分かりづらく、とても根気の必要な作業で、健常者では難しいところです。ですが、施設の方は根気よく、正確に分けることが出来るんです。全部きれいに大きさが揃っていると、均等に煮えますし、見た目も本当にきれい!また、納豆につけるタレも、いろんな味をたくさん試して、クローバー納豆に一番合うたれを選んでいます。

納豆室勤務はエリートの証

クローバー納豆は昔懐かしい大粒。ご年配の方からは「懐かしい」と好評を頂いているとのこと。大粒だと豆の味を楽しめますので、納豆好きには堪らないそうです。また、納豆作りをしている全員が、どうしたら早く作業が出来るか、どうしたらもっと美味しくなるかを常に考えながら、現状に満足せず技術を向上させながら作っている納豆です。色んな人たちの思いが詰まったクローバー納豆。ぜひ一度、ご賞味頂きたいと思います。

所在地 新潟市北区東栄町1-1-49
TEL 025-384-1112
FAX 025-387-4753
代表者 阿部 紀夫 (理事長)
営業時間 午前9時 ~ 午後4時
定休日 土・日・祝日
自社WEBサイト http://park3.wakwak.com/~clover/
販売商品 納豆
店舗での商品購入 可能
蔵見学 9時~16時 要予約
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