麹と美肌には密接な関係があります。麹には、美白効果があるからです。麹というと、料理を美味しくするために使用する物、と言うイメージがあります。
しかし、麹は美肌にもよく、お肌にも良い影響を与えます。 美肌といえば、 コラーゲンが思い浮かびますが、麹とコラーゲンには関係性があります。コラーゲンは、年齢と共に代謝が少なくなるので外部からコラーゲンを取り入れる必要があります。
コラーゲンは肌の真皮の主成分で、複数のアミノ酸から構成されています。ツヤツヤでハリのある肌を産み出しているのは、実は、コラーゲンを構成しているアミノ酸なのです。
コラーゲンを増やしたい場合、体内でコラーゲンを作る要素を増やすことが大事になってきます。そのためには、コラーゲンを生成するアミノ酸を摂取することが非常に重要になってきます。
そこでおすすめなのが、麹なのです。麹には、肌再生に必要なアミノ酸がコラーゲンよりも2~4倍も含まれています。ビタミンや酵素も美肌には良いのですが、麹には、根本的に美肌にしてくれる効果があります。美しく健康でいるには、麹がおすすめです。
麹には美白効果があります。麹菌を扱っている味噌職人や杜氏の人の肌は、白く美しいとよく言われます。昔から、美人の多い地域は、米どころとよく言われます。
杜氏の手が白く美しいのは麹菌によるもので、麹はデンプンを糖に変える際、麹酸を産み出します。麹酸は、メラニン色素を抑制する効果があり、色白にしてくれます。麹が発酵する過程で産まれるアルブチンにも美白効果かあります。
また、活性酸素の発生を抑える効果が麹酸にはあるので、色白にしてくれるだけでなく、血色もよくしてくれます。麹は、発酵の際、沢山のビタミン類を生むので、健康的な美白になることができます。
塩麹は、料理を美味しくすることで人気がありますが、そのなかに、美白効果が含まれています。塩麹を使って美白ケアしたあと、美白化粧品を使うとさらにその効果を高めることができるといわれています。
麹から作られるビタミン類は、分子がとても小さく、90%以上の吸収率があります。普通のビタミン剤とはワケが違い、発酵からできる麹ならではの健康的な美白を手に入れることができます。美白には、麹が抜群に効果的なのです。